フランスのマクロン大統領が電撃的に解散に踏み切った議会下院の選挙の1回目の投票が30日行われ、フランスの公共放送は、調査機関の独自の集計結果などをもとに、得票率の予測を発表し、極右政党の国民連合が34%と首位に立ち、マクロン大統領の与党連合は20.3%で3位にとどまる見通しだと伝えました。また、議席予測として定数577の議席のうち、国民連合と、連携する勢力は、あわせて230議席から280議席、左派の連合、新人民戦線が125議席から165議席、与党連合は70議席から100議席を獲得する可能性があるとしています。1回目の投票で過半数を獲得する候補者がいない選挙区では、1週間後の7日に上位の候補による決選投票が行われ、最終的な議席が確定することになります。