北朝鮮は1日までの4日間、朝鮮労働党の重要会議、中央委員会総会が開かれ、キム・ジョンウン(金正恩)総書記がことしの政策の中間総括と今後の対策について演説したと、2日付けの党機関紙「労働新聞」を通じて発表しました。演説でキム総書記は「軍事・政治活動の方針」を明らかにしたということです。ただ、核・ミサイル開発や軍事偵察衛星の打ち上げなど具体的な言及は伝えられていません。演説は経済政策に関する内容が大部分を占めていて、キム総書記は「国の経済発展と人民生活の実質的な改善をもたらすべきだ」と強調し、経済の立て直しを急ぐよう指示しました。