ホンダは、中国での車の販売の落ち込みを受け、現地の合弁会社の工場で希望退職を募集し、人員削減を行うことを明らかにしました。一方、中国では、EV=電気自動車の専用工場を年内に稼働させる計画で、中国事業の見直しを進める方針です。
低気圧や上空の寒気の影響で、16日は西日本と東日本で大気の状態が非常に不安定になる見込みで、気象庁は、落雷や竜巻などの激しい突風、急な強い雨などに十分注意するよう呼びかけています。
東京の資産運用コンサルティング会社が「診療報酬の債権化事業で高い配当を得られる」などとうたい、顧客などから無登録で1億円余りを集めたとして社長らが金融商品取引法違反の疑いで逮捕されました。警視庁は違法に集めた金がおよそ80億円にのぼるとみて捜査しています。
14日未明、山あいにある福島県南会津町の住宅に複数の男が押し入り、1人暮らしの60代の女性の手首を縛った上で現金を奪った事件で、この住宅の窓ガラスが割れていて室内には土足とみられる足跡があり荒らされていたことが捜査関係者への取材で分かりました。警察は、男らが住宅に侵入した状況などについて詳しく調べています。
原爆慰霊碑に納められた原爆の犠牲者の名簿が、湿気で傷まないよう外に出して風を通す作業が広島市の平和公園で行われ、平和教育に役立ててもらおうと、今回初めて作業の様子がインターネットを通じてライブ配信されました。
14日、川崎市の首都高速道路湾岸線で乗用車2台にトラックが衝突して1人が死亡、2人が大けがをした事故で、逮捕された、トラックを運転していた会社員は「急に気が付いてハンドルを切ったが間に合わなかった」と説明していることが捜査関係者への取材でわかりました。乗用車2台は追い越し車線上に止まっていたということで、警察は事故の詳しい状況をさらに調べています。
大リーグ、ドジャースの大谷翔平選手が14日、ジャイアンツ戦に2番・指名打者で先発出場し、4回の第2打席に今シーズン12号となる先制のソロホームランを打ってこの時点でナショナルリーグトップ、ブレーブスのオズーナ選手と並びました。大谷選手のホームランは6試合ぶりです。
かんぽ生命と大和証券グループ本社は、資本業務提携を結ぶことで合意したと発表しました。かんぽ生命が大和証券グループ本社の資産運用関連の子会社が行う第三者割当増資に応じる形で株式の20%を取得します。かんぽ生命の一部の資産の運用を委託するなど資産運用分野で協業を進めるとしています。両社は15日午後、記者会見を開き、説明することにしています。
発達した積乱雲が帯状に連なる線状降水帯の発生が半日後に予測された場合、気象庁は、これまでよりも範囲を絞り込み県や地域などの単位で発表することになりました。今月28日から運用が始まります。
ことし2月に行われた早稲田大学の入学試験で、問題用紙をメガネ型の電子端末「スマートグラス」で撮影し、外部の人から回答を得る目的でSNS上に流出させたとして、警視庁は18歳の受験生を16日にも偽計業務妨害の疑いで書類送検する方針です。
再稼働に向けた準備が進む、松江市の島根原子力発電所2号機について広島高等裁判所松江支部は、地元の住民が地震や火山の噴火などの想定が不十分だと主張して再稼働を認めないよう求めた仮処分の申し立てを退ける決定を出しました。
世界3大映画祭の1つ、フランスのカンヌ映画祭が開幕し、審査員の1人に選ばれた映画監督の是枝裕和さんらがレッドカーペットに姿を見せました。
パリオリンピックの出場権をかけたアーバンスポーツの予選シリーズが16日、中国で開幕します。日本選手の代表争いがしれつになっているスケートボードなどでパリ大会の切符をかけた最後の戦いが始まります。
アメリカのバイデン大統領は中国製のEV=電気自動車などへの関税の引き上げを決めたことについて中国の不公正な貿易からアメリカの労働者を守るためだと意義を強調しました。一方、トランプ前大統領は対応が不十分だと批判し、対象を拡大すべきだと主張しました。
政治資金規正法の改正をめぐり、自民党は、公明党との間で溝が埋まっていないパーティー券の購入者を公開する基準額について、現在の「20万円を超える」から「10万円を超える」に引き下げる案を示す方針です。ただ公明党が「5万円を超える」とするよう主張している中、今の国会で法改正を実現するには時間も限られているとして、調整がつかなければ単独で法案を提出することも検討しています。
大リーグ、ドジャースの大谷翔平選手の口座から不正に送金を行ったなどとして起訴された元通訳の水原一平被告が、14日、ロサンゼルスの裁判所に出廷しました。水原元通訳は裁判の手続き上、形式的に無罪を主張しましたが、すでに検察と司法取引に合意していることから後日、別の裁判官の前で起訴内容を認める見通しです。
イスラエル軍はパレスチナのガザ地区各地で激しい攻撃を続けていて、中部ヌセイラトでは空爆で子どもを含む少なくとも40人が死亡したと報じられています。こうした中、イスラエルとイスラム組織ハマスとの戦闘休止などに向けた交渉について、仲介しているカタールの首相は「ほぼ行き詰まっている」と述べ合意にはほど遠いという見方を示しました。※中東情勢に関する日本時間5月15日の動きを随時更新してお伝えします。
ロシアによるウクライナに対する軍事侵攻が続いています。ウクライナの各地でロシア軍とウクライナ軍が戦闘を続けていて、大勢の市民が国外へ避難しています。戦闘の状況や関係各国の外交など、ウクライナ情勢をめぐる15日(日本時間)の動きを随時更新でお伝えします。(日本とウクライナ、およびロシアのモスクワとは6時間の時差があります)
ロシアのプーチン大統領は16日から中国を公式訪問し、習近平国家主席と首脳会談を行います。プーチン大統領にとっては通算で5期目の任期に入ってから初めてとなる外国訪問で、両国は結束を強化し、欧米側に対抗する姿勢を改めて示すねらいとみられます。
アメリカのFRB=連邦準備制度理事会のパウエル議長は今後の金融政策について、ことしの第1四半期にインフレ率の低下に向けた進展がみられなかったとして、現在の高い金利水準を維持してインフレ率が低下するまで辛抱強く待つ必要があるという考えを示しました。