東京電力ホールディングスは、これまで未定だった今年度の業績予想を公表し、燃料の調達コストの下落などで、最終的な利益が2470億円に上り、昨年度の赤字から2年ぶりの黒字に転換する見通しを明らかにしました。
牛丼チェーン大手の「すき家」は4月上旬以降、深夜から早朝の時間帯に深夜料金を導入することを決めました。人件費を価格に上乗せするためとしていて大手牛丼チェーンで深夜料金を全国で本格的に導入するのは初めてです。
年度末を迎えた29日の東京外国為替市場では、円相場が1ドル=151円台となり、昨年度末から18円余り円安ドル高が進みました。堅調な経済を背景にアメリカで金融引き締めが続く中、今月33年8か月ぶりの円安水準をつけるなど、円安ドル高基調が続いた1年となりました。
来年4月に開幕する大阪・関西万博について、経済産業省は、会場建設費や運営費の上振れなどを背景に、経済波及効果がおよそ2兆9000億円と、これまでより4000億円増えるという試算を明らかにしました。
大手銀行5行が4月適用する変動型の住宅ローンの金利を発表し、このうち4行が据え置き、1行は引き下げることになりました。日銀がおよそ17年ぶりに利上げしましたが、引き上げ幅が限定的だったためだとしています。
為替市場で加速する円安。日銀が17年ぶりの利上げに踏み出したにもかかわらず、3月27日には1ドル=152円台に迫り、1990年7月以来、33年8か月ぶりの円安ドル高水準となった。なぜ、“利上げ”と同時に“円安”なのか。背景を探ると、日銀のジレンマとも言える状況が見えてきた。(経済部記者 西園興起)
農林水産省は、来月の野菜の価格の見通しを公表しました。今月中旬ごろまで続いた寒さの影響などから、白菜やキャベツ、レタスといった5つの品目が、来月前半は高値で推移するとしています。