3日のニューヨーク外国為替市場では、アメリカの雇用統計の発表を受けて円高が進み、円相場は一時、1ドル=151円台後半まで1円以上、値上がりしました。農業分野以外の就業者の伸びが市場予想を大きく下回ったことなどからインフレへの警戒がいくぶん緩み、日米の金利差の縮小が意識され、ドルを売って円を買う動きが強まりました。