福井県にある関西電力の美浜原子力発電所3号機と高浜原発の1号機から4号機について、福井地方裁判所は、住民たちが老朽化による事故の危険性などを主張して運転しないよう求めた仮処分の申し立てをいずれも退ける決定を出しました。原発の運転は東京電力・福島第一原発の事故のあと、原則40年に制限されていますが、関西電力の美浜原発3号機と、高浜原発1号機と2号機は、原子力規制委員会の認可を受けて運転開始から40年を超えて再稼働しています。原発の安全性について、福井地裁がどのようなどのような判断を示すのか注目されていました。