宗教への信仰を背景にした子どもへの虐待について、NHKが全国の児童相談所の対応を取材したところ、去年までの5年間に寄せられた相談や通告のおよそ4割が宗教活動の強制などの「心理的虐待」だったことがわかりました。対応の課題については親の信教の自由を侵害しない範囲でどう指導すればいいのかわからないといった意見もあり、宗教特有の対応の難しさが浮き彫りになりました。